「真」とは嘘、偽りのない正しいこと、真実、真心。真理。
「義」とは人として行うべき正しい道。利欲に引かれず筋道を立てる心。
「真義館」は、『絆を大切にし、思いやりを持って物事に向かう、門下生や保護者の方々の姿そのままを新流派の名称に』という想いから命名されました。
たとえ友人同士、先輩後輩であっても自然な礼節を忘れない。
嘘がない、守る、諦めない。
心と心の理解。
人から必要とされる流派であることを目指し、その「真義」を空手を通して、それぞれが、自分自身で見つけていきます。
空手の稽古は自分自身と向き合い、弱点(できないこと)を克服するまで行わなければなりません。
多くの弱点を克服できた分、次元の高い空手になっていきます。
古流の型を中心に、安全性を重視した稽古を通じて、「気」の習得と共に、調和のとれた人間形成を目指します。
真義館では、空手で学んだことを日常生活で活かしていくことが「実践」だと考えています。
日々の生活の中では「愛」「感謝」「反省」を忘れてはなりません。
損をすることも喜びとし、利他の行動を実践して下さい。
試合も日常の一部です。試合を通じて日頃の稽古の厳しさを日常に繋げていかなければなりません。
試合で鍛えらる心身が、自己を見つめることにも適しています。
心身を鍛錬し精進する時間を大切にしなければなりません。
親しき人にも自然な礼節を忘れてはなりません。
全ての物を愛することができれば、自分自身も世界も変わっていきます。
私たちも100年後には、もういません。
みんな仲良く、幸せな人生を生きていきませんか?
保江邦夫先生著『神様につながった電話』(風雲社刊)より 道場に龍が舞う−門人たちは空手の先生にポンポン投げ飛ばされている。誰も彼にかなわない。「これは恰好がつかないな、僕が相手をするしかないな」と代わった。稽古前半、僕は植芝盛平のように祝詞を奏上しながら技をかけていたが、僕でも彼にかなわない。 |
麻山慎吾
左:保江邦夫先生
(やすえ くにお先生 1951年9月27日 - )は、日本の数理物理学・量子力学・脳科学・金融工学者。岡山県生まれ。
ノートルダム清心女子大学 大学院人間複合科学専攻教授。同情報理学研究所所長。理学博士。
専門分野は数理物理学、身体運動科学、脳科学。冠光寺眞法・冠光寺流柔術創始・主宰